相続で得た土地や家を売りたい時に注意する事

相続で得た土地や家を売りたい時に注意する事

相続によって親が所有していた土地を譲りうけるときには、まず誰がその財産を受け継ぐのかを決定します。相続人の対象となる人物を集めて、しっかり話し合いをおこないます。話し合いをするときには必ず全員を集めて、意見を一致させるようにします。この話し合いが一番大切で、売却するときにトラブルを起こさないためにも全員の合意をとるようにします。話し合いで相続人が決定したら専門家の知識も借りて合意書を作成し、すぐに名義変更を行うようにします。名義変更をする期限は決められていませんがそのままにしていると売却することが出来なくなるので、決定した時点で登記簿の名義変更を行う手続きを進めます。相続した不動産がある地域の法務局で手続きをすることが決められているのでその地域に行って、用意した申請書を提出します。相続人の対象となる人物の印鑑証明や戸籍謄本を用意して、受付に提出するだけで手続きは完了します。全ての書類を集めるためには時間が必要なので、早めに準備するようにします。手続きから約一週間で申請は完了するので、それを待ってから売却をするようにします。
相続を受けて財産が増えると、確定申告をする必要が出てきます。さらにその収入から支払う税金を計算して、期限までに納税します。まず毎年一年間で得た所得全てを計算して、確定させた金額から税金を計算して納税します。一般的な会社員は企業の担当者が代わりに年末調整をしてくれるので、確定申告を行う必要はないです。ですが不動産の売却などで給与以外の収入があるときには、自分で確定申告を行う必要があります。不動産などを売却した場合に損失が出てしまっても確定申告をすることで負担が軽くなることもあるので、確定申告は積極的に行うようにします。利益があった場合は譲渡所得と分類されるので、譲渡所得税を確定申告をして納めるようにします。譲渡所得にあたるのは土地を売却したときの値段で、これを一年間に得られた所得として計上します。売却に必要な仲介手数料やリフォーム代、印紙代など費用があった場合には売却費用として計上して、出来るだけ税金が軽くなるように工夫をします。確定申告に必要な書類は確定申告書B様式で、これは地域の税務署で配布されているのですぐに手に入ります。B様式は個人事業主用で、もう一つのA様式は給与所得者のための用紙ですが、B様式は相続された土地の申告だけでなく様々な所得に対して使うことが出来るのでこれを選びます。さらに売却時に使った売買契約書を送付することも大切で、これを忘れてしまうと税務署から要求されることがあるのであらかじめコピーをして申告書と一緒に提出するようにします。仕事などでなかなか税務署に行くことが出来ない場合はインターネットから申告することも可能なので、それを利用して確定申告を行います。提出する書類や内容に困ったときには税理士に相談して、アドバイスを貰いながら作成するようにします。また受け継いだ財産は早めに売るようにして、税金の負担を軽くすることも大切です。事前に相続税を支払っている場合には、譲渡税は軽減されます。不動産の所有者が死亡した日から10か月以内に財産を受け取った場合に申告し、税金を納めます。もちろん受け継いだものがあれば譲渡税も請求されることもありますが、相続税の申告期限だった翌日から3年以内に売却することが出来たら費用として納めた税金を計上することが出来る仕組みになっているのです。相続税を支払う対象になったらなるべく早く売るようにして、税金を軽くするようにします。
様々な手続きや税金の納付が終わると、土地を売却することが出来るようになります。土地を出来るだけ高く売るためには、まず戦略を練ることが大切です。自分の希望する金額以上に高く売りたいときには、売却に強い不動産会社を選ぶようにします。有名な大手の不動産会社に依頼することもいいのですが、自分が信頼することが出来る担当者に出会うことが大切なポイントです。まず気になる不動産会社に査定を依頼して、どのくらいの金額で売り出すことが出来るのかを調べます。あまり高い金額を出してきた不動産会社は契約後に大幅に値段を下げて売り出してしまうこともあるので、注意が必要です。査定の時点で高い値段をつけると依頼するお客さんを集客しやすくなり、大きな宣伝効果を得ることが出来ます。本格的に契約してから売れないからと言って値段を下げることがあるので、慎重に選ぶようにします。いくつかの業者の見積もりを比べて相場を掴んだら、実際に気になっている不動産会社に行くようにします。担当者の話を聞いて自分たちとの相性や、専門知識をどのくらい持っているのかを調べます。土地の知識だけでなくその地域にネットワークがあるのか、税金の知識や手続きの方法を知っているのかを聞き出します。希望する金額も伝えて、どのような反応をするのかも見るようにします。